「直葬=処理」で終わらせない──TOKYO直葬サービスに込めた想い

「直葬=処理」で終わらせない──TOKYO直葬サービスに込めた想い

「直葬=処理」で終わらせない──TOKYO直葬サービスに込めた想い

「直葬って、結局は安く済ませる葬儀でしょう」

そう言われることが、これまで何度もあった。火葬場に直行し、儀式らしい儀式もなく、立ち会う人もごくわずか。たしかに表面だけを見れば、そう映るのかもしれない。

だが、東京の専門葬儀社で25年、5万件以上の現場に立ち会ってきた私には、その言葉でひとくくりにできない景色がある。「直葬=処理」ではない。直葬だからこそ、丁寧でなければならない瞬間がある。

今日はその話をしたい。そして、私たちが「TOKYO直葬サービス」というかたちに込めた想いを、正直にお伝えしたいと思う。

数だけの違いで、心まで簡略化していいわけじゃない。
目次

TOKYO直葬サービスとは何か

まず、TOKYO直葬サービスについて正確にお伝えしておきたい。

これは、「そろそろ」が取り扱う葬儀サービスの中の、直葬だけに特化したブランドだ。直葬とは、通夜・告別式などの儀式を行わず、ご逝去後に直接火葬場へ搬送する、最もシンプルな葬儀形式を指す。

TOKYO直葬サービスとは

株式会社和(なごみ)が運営する直葬専門サービスです。「そろそろ」の葬儀部門として連携しており、東京・首都圏エリアを対象としています。通夜・告別式なしで、火葬のみを丁寧に執り行います。

公式サイト:https://tokyo-chokuso.jp/

「そろそろ」が身元保証・死後事務委任・葬儀信託・遺品整理まで包括的に対応する終活の窓口であるのに対し、TOKYO直葬サービスは葬儀当日の執行に特化した実施部隊の位置づけだ。両者は連携しており、「そろそろ」で葬儀信託を組んでおけば、もしものときにTOKYO直葬サービスがそのまま動く、というワンストップの流れができている。

「処理」という言葉に込められた誤解

直葬を選ぶ理由はさまざまだ。家族が遠方に住んでいる、経済的な事情がある、本人が「大げさにしてほしくない」と望んでいた——共通しているのは、「儀式を省く」という選択そのものに後ろめたさを感じてしまう遺族が多い、ということだ。

「直葬にするなんて、薄情だと思われないだろうか」「最低限のことしかできなくて申し訳ない」——そう打ち明けるご遺族を、私は何度も見てきた。

だが、そこで私が必ずお伝えしているのは、「形式の大小と、想いの深さはまったく別のものだ」ということだ。

儀式を省くことは、その人をぞんざいに扱うことではない。限られた時間とかたちの中で、何を選び、何を残すか——その選択にこそ、その人らしさが宿る。

誰かが最後に立ち会ってくれた。それだけで、十分な供養になる。

ある独居の男性との、最後の数時間

数年前、身寄りのない一人暮らしの男性をお預かりしたことがある。連絡できる親族はなく、駆けつけてくれたのは、長年同じアパートに住んでいた隣人の方だけだった。

「お葬式らしいことは、何もできなくてすみません」。隣人の方は、火葬場の控室でそうおっしゃった。私はその時、こう申し上げた。「形式の大きさではなく、誰かが最後にここに来てくれたという事実こそが、何よりの供養なんです」と。

「お葬式らしいこと」がなくても、誰かが最後に立ち会ってくれた——それ自体が、もう十分な供養なのだと思う。

その方は、男性が好きだったというコーヒーを一杯、棺のそばに置いていかれた。式次第には載らない、たった一杯のコーヒー。だが私には、それがその日いちばんの「儀式」に見えた。

TOKYO直葬サービスは、そういう時間を守りたいと思っている。式の有無ではなく、その人がそこに「いた」ということを、丁寧に完結させること。それが私たちの仕事だと考えている。

限られた時間の中でも、その人らしさを選び取ることはできる。

TOKYO直葬サービスが大切にしていること

直葬という形式を選んだからといって、すべてが省略されるわけではない。TOKYO直葬サービスでは、以下のことを大切にしている。

  • 故人が大切にしていたものを、棺の中に一緒に納めることができる
  • 立ち会える人数が少なくても、お別れの時間を十分に確保する
  • 希望があれば、簡単な読経やお別れの言葉の時間を設けられる
  • 「そろそろ」で葬儀信託を組んでいれば、費用面の不安なく当日を迎えられる
  • 事前相談から当日まで、担当者が変わらない一貫したサポート体制

「直葬だから簡素に」ではなく、「直葬だからこそ、何を大切にするかを一緒に決める」。それがTOKYO直葬サービスのスタンスだ。

どう送られたいかを、自分の言葉で決めておく。それも、ひとつの安心のかたち。

おひとりさまと、直葬という選択

おひとりさまにとって、直葬は珍しい選択ではない。むしろ、身寄りのない方の現実に最も寄り添った形式のひとつだ。

葬儀を取り仕切る家族がいない、大人数の参列を呼べる関係性がない、費用をかけすぎたくない——そういった事情のある方が、直葬を選ぶことは自然なことだ。

ただし、おひとりさまの場合に特に大切なのは、「誰が葬儀を執り行うか」を事前に決めておくことだ。亡くなった後では、本人の意思は伝えられない。

「そろそろ」の死後事務委任契約と葬儀信託を組み合わせておけば、費用の確保から当日の執行まで、TOKYO直葬サービスが責任を持って対応する。「死に方は選べなくても、送られ方は選べる」——その選択肢を、生前に確保しておいてほしい。

小さな別れにも、ちゃんと意味がある。

まとめ──小さな儀式にも、想いは宿る

直葬は、決して「何もしない葬儀」ではない。限られた時間とかたちの中で、何を選び、何を大切にするか——その一つひとつの選択に、見送る側の想いが込められている。

「直葬=処理」で終わらせたくない。それが、25年の現場を通して私がたどり着いた結論であり、TOKYO直葬サービスに込めた願いでもある。

おひとりさまの終活において、「どう送られたいか」を考えることは、決して暗い作業ではない。むしろ、これまでの人生をどう締めくくりたいかという、自分自身への問いかけでもある。その答えを、私たちと一緒に考えてほしい。

「死に方は選べなくても、送られ方は選べる」

直葬という選択をしたすべての人に、丁寧な時間を届けたい。

TOKYO直葬サービスの詳細・お見積りはこちら。また「そろそろ」では、直葬を含む葬儀全般・葬儀信託について無料でご相談いただけます。

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この記事を書いた人

警視庁専門葬儀社での25年間、年間3,000件、累計5万件以上の
葬送の現場から生まれた知見をもとに執筆しています。
おひとりさま向け終活支援「そろそろ®」、TOKYO直葬サービスを運営。

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